季節の変わり目は古傷が疼くね

湯たんぽ大好き〜でも低温熱傷には気をつけてね

 魚焼きグリルでちょっと指を焼いたら、昔やった低温やけどを思い出したので1ネタ。

 何やら足が痛いと思って目覚めたら、弁慶の泣き所が 溶 け て る。足先に置いてあったはずの湯たんぽがずり上がって脛に当たっているじゃあないか。まじで? 覚醒するにつれ痛みが激しくなり、変にテンションが上がって涙も出ない。その時の痛みを例えるなら、太めのキリで骨に穴を開けられているような感じ。傷の見た目も赤、白、黒となかなかにカラフル&グロテスク。

 結局、Ⅲ度熱傷ということで、すぐにデブリードマン(以下デブリ)という処置をすることになりました。このデブリ、壊死した組織を除去するという手術なのですが、麻酔とかしない。まあしない。4コマには描いていませんが、手術中は看護師さんが体を押さえてくれています。押さえてなくちゃ動くよね。痛いから! よく漫画やアニメで刃物傷を受けたキャラクターが「熱い」って言うじゃないですか。あれです。壊死部分を切除している最中「あのシーンはきっとッ! こんなッ!! 痛みッ!!!」とか妄想しながら耐えていたら、お医者さんに我慢強さを褒められました。嬉しいけど嬉しくない。もう二度とデブられたくないので、その後は湯たんぽやカイロの低温やけどに注意しています。
 このヤケド、10年以上経った今でも痛むのがいやらしいんだぜ。皆さま、くれぐれも低温やけどにはご注意ください。