塩田平レイラインちょこっと散歩(泥宮→生島足島神社)

 スタートは上田電鉄別所線・塩田町駅の2時間縛り。駅から少し南に進んだ「塩田地域自治センター」前の公衆トイレをお借りして、さらに南へ。産川を渡り、のどかな住宅街を花を愛でつつ闊歩闊歩。

 泥宮に到着。祭神は建御名方富命(たけみなかたとみのみこと)、御神体は「泥(大地)」です。塩田平は江戸時代に上田藩の穀倉地帯だったということで 「No 泥, no 稲作.」 良い泥は神\(・∀・)/

 稲作といえば、塩田平は雨が少ない地域なので農業用に作られたため池がたくさんあります。泥宮の鳥居の向かいにも、立派なため池がありました。この辺りのため池群は、農林水産省の「ため池100選」にも選ばれているそうな。
 さて、泥宮さんに参拝したら北東の方角、生島足島神社を目指します。5月らしくない蒸し暑さの中、平日の農道を行くのは白い軽トラと熊毛虫と私。分かっちゃいたけど、誰も歩いていないな。あと、毛虫の歩みは早過ぎ。

 生島足島神社の最寄り駅、上田電鉄別所線・下之郷駅にて「うえだどりーむ号」を発見。

 下之郷駅から神社方面へ進み、長福寺に寄り道。境内左手にある八角円堂「長福寺夢殿」は、美しくも可愛らしいお堂です。法隆寺の夢殿を模して二分の一の縮尺で建てられたものだとか。なるほどハーフサイズ。
 この長福寺さん、ご本尊は薬師如来なんですが、延命地蔵、水子地蔵、なかよし地蔵とお地蔵さんがいっぱい。さては、お地蔵さん押しですな? なかよし地蔵の真言「オン ニコニコ ハラタテマイゾ ソワカ」には、思わずにっこり。

 そして、本日の最終目的地に到着! 万物に生命力を与える「生島大神(いくしまのおおかみ)」と、万物に満足を与える「足島大神(たるしまのおおかみ)」の二神が祀られている生島足島神社さんは、更年期で生命力がガッタガタに落ちている自分がお参りするにはピッタリの神社ですね。
 さあ 生命パワー
 カモ━━━щ(゚Д゚щ)━━━ン!

 生島足島神社では、夏至と冬至に東西の鳥居を太陽の光が通り抜けるという神秘的な光景が見られるそうです。近所に住んでいたら絶対に見に行くのに(伊那から上田は、ちと遠い)
●レイラインがつなぐ「太陽と大地の聖地」(日本遺産ポータルサイト内にリンク)



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